まず知っておきたいこと「トイレは専有部分なのか否か」

半年に1度はチェックしたいキッチン排水枡

キッチン排水桝を知らない人も多いと思いますが、意外と重要なものなので詳しくご説明します。
キッチン排水桝とは、キッチンの排水溝から下水に流れる前に必ず通る桝です。
キッチンから流れる排水には、食べ物のカスや酸性石鹸などの汚れがたくさん流れてしまいます。
一度それらの汚れを桝に溜めて、汚水だけを下水に流すためにキッチン排水桝はあるのです。

このキッチン排水桝はたいてい家の裏にあります。丸い蓋がいくつもあると思いますが、そのうちの大きめの蓋を開けてみましょう。
すさまじい腐敗臭のする灰色の塊でいっぱいになっていないでしょうか?
れが、長い時間をかけてたまった酸性石鹸と呼ばれる汚れなのです。
この灰色の塊を放置しておくとどんどん溜まり、腐敗臭がしてきます。
そして、最終的にはこの塊が桝いっぱいに溜まり、キッチンからの排水が下水に流れることができなくなって流れ出してしまうのです。

キッチン排水桝を掃除する前に必要な準備についてご説明しましょう。

排水枡の掃除に必要な用具

用意すべきものは以下のものになります。
  • 新聞紙 数枚
  • ビニール袋 数枚
  • ミニシャベル、または、おたま(穴の開いたおたまもできれば別に用意する)
  • ビニール手袋
  • マイナスドライバー
  • タオルか、あればシンクの排水溝の栓
  • 食器用洗剤とスポンジ

シャベルやおたまは100均などで買って使い捨てにしても良いでしょう。
意外と忘れがちなのが、「ごみの日」です。
キッチン排水桝に溜まった汚泥をビニール袋に入れて捨てるので、できればごみの日の前日に掃除してください。
ごみを出したばかりの日にキッチン排水桝の掃除をしてしまうと、すさまじい悪臭を放つ汚泥を家の周りに数日置いておく羽目になります。
ビニール袋を厳重にしばっておいても、何日か放置すれば悪臭が漏れてくるでしょう。
そのようなことが無いように、「ごみの日」は必ず確認するようにしてください。

では、排水桝の掃除の仕方についてご説明します。

簡単にできます!水回りトラブルを防ぐ排水枡の掃除の仕方

まずは、ビニール袋を二重か三重に重ね、新聞紙をたくさん敷き詰めます。
ここに、汚泥を入れますので、漏れないように対策してください。
そして、手が汚れないようにビニール手袋を装着しましょう。
これで、準備は完璧です。

いよいよ、キッチン排水桝の蓋をあけます。
どれが排水桝かわからない場合は、とりあえず開けてみてキッチンの水を流しっぱなしにするとわかります。
普段開けないので、蓋が空きづらくなっていると思いますから、マイナスドライバーでこじ開けましょう。
桝の中に筒が入っている場合は、軽く引っ張って外します。

あとはひたすら、シャベルやおたまで汚泥をすくい取ってビニール袋に入れます。
鼻がひん曲がりそうになるくらい臭いですが、我慢してすくい続けましょう。
最後の方になると、汚泥の塊がなくなって細かくなり、すくいづらいと思います。
こうなったら、汚泥だけをすくうために穴の開いたおたまに切り替えると良いでしょう。

汚泥をすくい終ったら、最後に細かい汚れを流します。
キッチンシンクにタオルを詰めるか専用の栓をして、熱いお湯をいっぱいに溜めます。
そして、栓を抜き、熱いお湯を一気に排水管に流します。
すると、油である汚泥が熱で溶け、残った細かい汚泥が下水に流れていきます。

最後に、後片付けです。
掃除に使ったシャベルやおたまは汚いから捨ててしまうというのであれば、そのまま捨てるだけです。
洗って使うのであれば、食器用洗剤とスポンジでシャベルやおたまを洗います。
定期的に掃除しなければなりませんので、キッチン排水桝掃除専用に置いておくと良いでしょう。

これで、キッチン排水桝の掃除は完了です。
意外と簡単なので、ぜひやってみてください。
できれば、半年に一回のペースで掃除すると良いでしょう。